丸紅ギャラリー 美しきシモネッタ に行ってきました!

 先日、とあるYouTubeを見ていたら、こちらの丸紅ギャラリー 美しきシモネッタが5月24日まで公開されていることを知り、無性にその絵を見てみたくなりました。

美しきシモネッタとは、ルネサンス期の巨匠ボッティチェリが描いた日本に所蔵される唯一の作品です。その絵が今丁度公開されていてあと一週間しかチャンスはありませんでした。

場所を調べると展示されている丸紅ギャラリーは地下鉄使うと自宅から40分ほどで行ける距離。結構近い!

入館料は500円。しかも着物や浴衣で行くと無料になるとの事。

これは着付け教室で習った事を生かす良いチャンスと思いましたが、その日は暑かったので着物で行くとグダグダになりそうなので500円払って気軽に洋服で行くことにしました。

 美術館好きな妹に朝ダメもとで、「丸紅ギャラリー行ってみない?」と誘ったら、もう見に行ったとの事。

しかも、丸紅の商社株を1つでも持っていれば、丸紅ギャラリーの招待券を頂けると教えてもらい、そういえば私が見たYouTubeも株主優待の動画だった事を思い出しました。

 東京メトロ竹橋の駅に降り3b出口に出るとそこは皇居の堀の前でした。

東京に住んでいる割にあんまり東京の事を知らない私は東京のど真ん中に来たんだなと改めて感じました。

丸紅ギャラリーはそこから歩いてすぐのところにありました。最近建てられたばかりなのか、とってもガラス張りで綺麗なビルでした。入ってすぐのエスカレーターに乗り3階へそこには美しきシモネッタ一枚だけの美術館がありました。さすがに展示期間が残りわずかなだけあって、平日午前中にも関わらず、結構な人数がシモネッタの絵を見に来ていました。

丸紅ギャラリーは、現金使えません。でも嬉しい特典が!

 受付の方も丁寧な印象で、ギャラリーに相応しい雰囲気を醸し出していました。現金が使えずキャッシュレスのみの支払いでした。今どきの美術館ですね。500円の入館料は全額社会福祉丸紅基金法人に寄付されるそうです。そしてこちらのチケット半券見せると同じビル内にあるレストランが10%OFFやタリーズコーヒーでサイズアップ無料になるそうです。しっかり帰りはタリーズに立ち寄って60円分得した気分になりました。レストランはちょうどお昼時とあって、数人並んでいました。全面ガラス張りのおしゃれな感じでしたのでいつか行ってみたいなと思いました。

チケットを購入したら、丸紅の歴史を紹介したパネル展示やグッズなどが販売されていましたが、グッズはすでに売り切れ状態でした。丸紅が商社だという事ぐらいしか知らなったのですが、丸紅は、伊藤忠総合商社を設立した同じ近江商人の初代伊藤忠兵衛が創業した会社で戦後に分割された関係というのを初めて知りました。創業期から繊維事業を通して日本の美を追求してきた丸紅は西洋の美を日本に紹介する役割も果たしてきたこれまでの歩みなども紹介されていました。

 更に奥へ進むと、こちらの作品に関する詳細な内容のパネル展示などがあり、15世紀に描かれた絵がどのようなルートを辿って今日本にあるのかとこの絵の歴史なども展示されていました。大戦中はナチスによって絵画没収もされていたとか。この絵が日本に来てからは贋作騒ぎもあったけど、鑑定で本物の作品と証明されたとか。大変興味深い内容でした。

 いよいよ本題の美しきシモネッタですが、ただ本当に一枚だけ丁寧に飾られていました。すごく色が鮮やかでビックリしました。500年も前に描かれた絵なのに何でこんなに生き生きとして見えるのか。あまりの美しさにジィーと立ち尽くして見入ってしまいました。肩から背中にかけられた布の赤い色がとても鮮明で今でもあの鮮やかさが目に残っています。絵画の事は詳しくないのですが、今回見に行けて良かったなと思いました。

もうすでに、美しきシモネッタは展示終了しましたが次の企画展は、

「華麗にして繊細 友禅染の神髄 ―丸紅コレクションの友禅染―」
2025年8月5日~2025年9月25日

また丸紅ギャラリーに行ってみたいなと思います。そう次回は丸紅の株主優待を使って楽しめるように、丸紅の株価が気になりますが、まずは一株買ってみたいなと思います。丸紅さんのお陰で、こんなに貴重な絵画を楽しませていただけてありがたいなと思いました。

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